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解体お役立ち情報 2021.12.28

解体工事でクレームを避けるためには?必要なことを紹介します!

解体工事を考えるうえで「どのようなクレームが発生しうるのだろう」「「クレームへの対処はどうしよう」という不安も出てくるでしょう。
そこで今回は、解体工事でのクレームの例や対処法について紹介します。

□解体工事でよく聞くクレームとは

解体工事でよく耳にするクレームをいくつか紹介します。

1つ目は、騒音・振動でのクレームです。
建物を取り壊す際の作業音をはじめ、重機やトラックなど使用する機材のエンジン音など、作業をするうえでは避けられない音がどうしても出てしまいます。
また、地中内に埋まった家の基礎部分を掘り起こしたり、コンクリートを砕いて撤去したりする際の振動なども防ぐことができません。

これらのクレームを未然に防ぐ対策として、工事前に近隣住民に挨拶をしておくことが非常に大切です。
何の予告も無く工事を行うのか、事前に(工事着工1週間前には)挨拶・着工の案内をしておくのとでは近隣に住む方々の解体工事に対する反応も大きく違ってきます。

2つ目は、粉塵やホコリのクレームです。

家屋の大小に関わらず、解体工事で埃はつきものです。
瓦を固定する為に敷かれていたふき土からの埃・木材を壊す際の木粉・コンクリートなどにカッターを入れる際の粉塵など…。
解体現場ではそれらの飛散防止の為散水しながらの工事が基本ではありますが、騒音と同じく100%防ぎきれないのが現状です。

これらのクレーム防止の対策としても、やはり1番は事前の近隣住民への挨拶が有効です。
洗濯物が汚れてしまう事のないよう部屋干しなどでご協力いただくお願いや、車が汚れた場合には現場作業員で水洗い対応させてもらうなど、事前の説明が大切です。
近隣住民への挨拶の際、有事の際にはどうのように対応をすると近隣住民へ伝えるのか、解体業者との打ち合わせをしっかりとしておくと良いでしょう

3つ目は、路上駐車へのクレームです。

工事を行う際は、トラックやダンプなどの大きな車が何台も必要になります。
何台ものトラックが近隣住民の迷惑になり、警察へクレームの問い合わせが入る事も有り得ます。
その際、道路の使用許可を事前に警察から取得してあれば良いのですが、もし使用許可が事前に取れていない場合には工期が伸びてしまう可能性があります。
全ての解体工事で道路使用許可は必須という訳ではありませんが、解体業者の担当と道路使用の許可について話しておくと良いでしょう。

□クレームの対処法とクレームを最小限にするためには

先程紹介したように、事前の近隣挨拶で多くのクレームを防止する事ができます。
しかし実際に起きてしまった場合の対処としては、依頼した解体業者に行ってもらう他ありません。
具体的に解体業者側で可能なクレームの対処法は以下の通りです。

・粉塵の飛散についてのクレームの場合は、散水量・回数を増やす
・騒音についてのクレームの場合は、防音シートを追加する
・振動についてのクレームの場合は、可能であれば振動が発生しにくい工法に変更する
・トラックの置き場所についてクレームがあった場合は、交通誘導員を配置する

これらの対処によっては、依頼者の支払い費に追加されてしまうものもあります。
クレームが起きた場合にはどのように対応するのか、対処の仕方で金額が発生するのか、そういった事まで事前に解体業者に聞いておくとより良いでしょう。
また、もともとの立地の問題や地域の特性上の問題などで苦情が来る可能性が高いことが予想される場合は、しっかり解体業者に共有し、対策を聞いておきましょう。

次に、クレームを最小限に食い止めるためにはどうすればよいのでしょか。

苦情の原因として共通するのは、配慮が足りない場合が多いです。
近隣住民に挨拶をする際に、しっかりと説明をしたつもりでも内容に不足があるかもしれません。
そうなると、被害を受けた住民は「そんなことは聞いていないぞ」とトラブルに発展してしまうかもしれません。
事前に全ての可能性を知らせることは難しいです。

しかし、業者と施主が一緒に挨拶周りをし、しっかりと取り組んでいる意識や姿勢を伝えれば、多くの方からご理解いただける事と思います。
近隣の方が不在の為、お会いできずに工事がはじまってしまう場合には、必ず挨拶文や工事業者の連絡先などをポストに投函しておくようにしましょう

□まとめ

今回は、解体工事でのクレームの例や対処法について紹介しました。
クレームの原因となるのは防ぎきれない騒音・振動・粉塵が主な原因です。
クレームを防ぐには具体的な対処もそうですが、人と人との関係になるので、やはり丁寧な挨拶回りが重要になります。
軽い騒音などの場合は、「仕方ないな」と黙認してくれる方々も多いでしょう。

しかし、状況によって騒音・振動・粉塵の程度がどうしても大きくなってしまう現場もありますし、黙認されている方も気分の良いものでは決してありません。
これら全てのクレームを完璧に防ぎきることは難しいですが、しっかりと予告や挨拶回りを行っていればクレームには繋がりにくいです。
解体工事についてご不明な点等ございましたら、ぜひ弊社にご相談ください

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